ボクシング世界戦の決め方や仕組みとは?どこより詳しく解説!

現在、日本には実力のある世界チャンピオンが多数在籍しています。

そのせいか、近年では年末に必ずといっていいほどボクシングの試合がテレビで放映されております。

でも、世界タイトルマッチというのは、こんな都合よく行えるものなのでしょうか?

時には強い選手と試合がしたいと発言したことが実現したりもしますよね?

また、2017年に行われた現ミドル級世界チャンピオンである村田諒太選手の試合では、疑惑の判定で再戦が行われたりするなど様々です。

そこで、今回は、

ボクシングの世界戦はどのようにして決まるのか?

対戦相手はどうやって決めているのか?

など、ボクシングの世界タイトルマッチの仕組みについてご紹介していきたいと思います。

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ボクシング世界戦の仕組みと対戦相手の決まり方!

ボクシングの世界戦は、まずプロモーターと呼ばれる試合を運営する団体がメインとなり様々なことを取り決めます。

ちなみにプロモーターとは、戦うそれぞれの選手の所属ジムで運営。

また、専門のプロモーター会社というものまでも存在しています。

日本人選手の場合は、ほとんどが所属ジムでプロモーターを兼ねていることが多い。

有名なところでいうと、帝拳ジムが運営している帝拳プロモーションになります。

また、世界的に有名な選手になると、それぞれ専門のプロモーター会社と契約している場合も。

例えば、マイクタイソンで一躍有名になったドン・キング氏もプロモーター会社の経営者でした。

なお現ミドル級世界チャンピオンの村田諒太選手の場合、プロデビュー時にトップランク社いう、世界的なプロモーター会社と契約しています。

そして、試合を行うにあたってカギとなるのが、興行権と呼ばれる試合のほとんどを管理することが出来る権利

そして、その興行権を持つものが対戦する選手同士を決めて、始めて世界戦が行われることになります。

では、続いて興行権について詳しく説明していきたいと思います。

ボクシングにおける行権とは何なのか?

興行権とは、

その試合をどこの国、どこの会場でやるのか

など、試合に関する様々なことを決めることが出来る権利。

その代わり、ファイトマネーと呼ばれる選手のギャラも、この興行権を持っている側から支払われることになります。

しかし、その試合のチケット売り上げやテレビ放映権などの金銭面は、興行権を持つ方の収入に。

なので、ファイトマネーも交渉次第になりますが、概ね興行権を持つ方が決められるので、そんなのは問題になりません。

要するに、興行権を持つということは、金銭の面でより有利になれるということになります。

また、その他にも、興行権を持つことで特に有利になれることが。

そして、これに関しては一番の利点になるような気がします。

ちなみにそれは何かというと、

戦う選手を選択できるということ

であり、選手の勝敗を左右する大事な要素にも。

※選ぶ選手というのは原則世界ランク15位以内の選手に限ります。

※ただし強制力はなく、あくまで交渉してからになります。

※もし話を持ち掛けられても、条件面悪いと、試合そのものを断ることも。

ただし、戦う選手を選択できるということは、

防衛したいが為に実力差がある格下の選手を、好条件を提示してまでも選んでしまう

ということが、チャンピオン側の心情として少なからず出てきてしまうことにも繋がってしまいます。

亀田三兄弟はいつもそのようなことをアンチファンから言われていましたね。

そして、そのような状況が続くと確かに不公平にもなる。

ということで、それを防ぐ為に指名試合と呼ばれるルールがあります。

※指名試合とは?

指名試合とは、

WBA、WBCなどボクシングの各認定団体が決めた世界ランキング1位の選手と、必ず試合を行わなければならない

ということ。

期限はそれぞれの認定団体よって多少の違いがあります。

しかし、概ね1年に1試合と考えてもらって間違いないと思います。

では、次に興行権を手に入れる方法についてご紹介していきます。

興行権を手に入れる方法について

興行権を手に入れる方法について、まず、基本的なことからご紹介していきます。

興行権とは、基本的にチャンピオン側のプロモーターに与えられる権利。

ただし一定の条件があり、

チャンピオンが2回世界戦を防衛したあとの3回目から与えられるようになる

というのが、一般的な事例。

また、興行権を一度手に入れると、世界戦でその興行権を持ったプロモーター側の選手が負けたとしても、

次の試合と、その次の試合まで、その興行権が与えられる

のが慣例に。

ちなみに、よくある例としては、

興行権を持つ方の選手を破った選手、つまり、新チャンピオンの一度目の防衛の相手として、興行権を立てに新たな選手を探して、もう一度世界戦に挑戦する

ということが多いです。

なお、同じ選手同士連続で行うリターンマッチは、

疑惑の判定や、怪我などで、各認定団体が特例として認めない限り禁止

されているので、相手の試合が一試合終わるまで待たなくてはいけません。

ただし、興行権を持ったプロモーター側の選手から勝利した選手、つまり新チャンピオンが、すぐに次の防衛戦で負けてしまった場合、

元々興行権を持って試合を組んだプロモーター側は残りの興行権を失ってしまう

ということが。

そして、すぐに次の防衛戦で負けたチャンピオン側のプロモーター側に新たに2試合の興行権が与えられます。

興行権は買い取ることも出来る!

興行権を手に入れる方法は他にもあり、それは興行権を持っている側にお金を払い、買い取ってしまうことになります。

よく、日本人選手と外国人選手のボクシング世界戦の時、会場が日本であることが多いと思いませんか?

それは上記の通り、日本人側がその興行権をほとんどの場合買い取ってしまっているからになります。

もちろんその金額は、あまり公表されませんが、決して安くはありません。

しかし、日本で試合を行う場合、大手テレビ局がスポンサーとなっている場合が多いので、それについてはほとんど問題がないとのこと。

指名試合の時の興行権について

指名試合とは先ほどもご紹介した通り。

WBA、WBCなどの各認定団体が決めた世界ランキング1位の選手と1年に一度は試合行わなければならないというルール。

しかし、必ず行わないといけないということは、興行権を持つ側の条件を全て飲まないということにも繋がってしまいます。

あくまでボクシングの世界戦というのは、お互いが交渉し、お互いが納得して、初めて試合が行われるもの。

一方的に条件を押し付けらるのは不公平。

それに加え、それぞれの利権も絡んできます。

となると、時には交渉がまとまらないことも当然考えられますね?

もし、指名試合でなければ、そのような場合には試合そのものが流れてしまうもの。

ですが、ルール上そういうわけにはいきません。

そこで、そのような時は入札という方法を取ることになります。

ボクシングにおける入札とは?

入札というのは、その試合の認定団体が主催し、

その試合の双方に渡すことになるファイトマネーの合計金額を一番高く提示した

プロモーター側に興行権が与えられることになっています。

また、入札の場合、対戦者同士のプロモーター以外も参加することが可能です。

そして、よく入札がかかるのが、各認定団体を飛び越えた王者統一戦。

このような特に話題になる試合というのは、やはり巨額のお金が動きます。

したがって、稀に全く関係のない大手プロモーター会社が、その試合の興行権を獲得してしまうことも

やはりボクシングもビジネスの一つというのはいつの時代も変わりませんね。

以上がボクシングの世界タイトルマッチが行われる仕組みになっております。

最後までご覧頂きありがとうございました。

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